緑茶・25年恩施玉露

緑茶・25年恩施玉露

販売価格: 1,530~20,400(税込)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

種類 重量 在庫
濃香 12g/袋
50g/袋
100/袋
頭采 12g/袋
50g/袋
100/袋
種類:
重量:

販売価格: 1,530~20,400(税込)

数量:

商品詳細

【ご案内】2025年より茶葉紹介方法を動画解説から文章解説にリニューアルいたします。
これまで動画でのご紹介を中心に行ってまいりましたが、「毎回動画を見るのが少し手間に感じる・見たい部分を探すのに時間がかかる」というお声もあり、このたび新しい形に変更することとなりました。
・茶葉の特徴をまとめた説明文
・大高勇気バイヤー視点の解説
・産地や環境についての紹介文  3つの視点から、わかりやすくお茶をご紹介します。

お茶の特徴がより掴みやすい説明文に加え、バイヤー・大高勇気の視点から「なぜこのお茶を選んだのか」「どこに魅力を感じたのか」を丁寧にお伝えしていきます。さらに、産地や栽培環境などの背景もあわせてご紹介することで、お茶を飲みながらその土地の風景や作り手の想いまでも感じていただけるような情報をお届けしたいと考えています。 至らない点やご不明な点がございましたら、ぜひご意見・ご感想をお寄せいただけましたら幸いです。これからも中国茶のある豊かな時間を、どうぞお楽しみください。

【恩施玉露・頭采(2025年春)】は、今年もっとも早く摘まれた新芽だけを丁寧に仕上げた、初摘みの贅沢な緑茶です。 その若々しい芽は、透き通るような美しい黄緑色をしており、春のはじまりを感じさせてくれます。 お湯に浸すと、新芽の清らかでやさしい香りがふわりと立ちのぼり、静かな心地よさに包まれます。 口に含むと、とろみのあるなめらかな口あたりと、やわらかな甘みが広がり、上品な風味が印象的です。 飲み終えた後にも、やさしく甘い余韻が長く残り、春の息吹をそのまま味わうような一杯です。

【大高勇気バイヤー視点の解説】 今年最も早く摘まれた初摘みの茶葉で作られた、希少性の高い一杯です。新芽由来の旨味と、蒸した製法ならではの清らかで爽やかな香味が見事に調和しており、味わいの純度と繊細さが際立っています。ひと口目は、爽やかさが舌の上にすっと乗るように広がり、一見あっさりとした印象を受けるかもしれませんが、じっくりと味わうことで、茶葉に秘められた上品な旨味やほのかなコクがじわじわと感じられてきます。強い主張はありませんが、丁寧に育てられた茶葉だからこそ出せる静かな奥行きと、新芽特有の清らかな余韻が心に残ります。派手さはないけれど、確かな質を感じる一杯──そんな初春の贅沢を、ぜひ味わってみてください。

【恩施玉露・濃香(2025年春)】は、少し育った茶葉を使って仕上げた、香りと旨味がしっかりと感じられる緑茶です。 今年の恩施玉露濃香は、鮮やかな緑色の茶葉から立ちのぼる力強い香りが印象的です。 お湯を注ぐと、香りがはっきりと広がり、心地よい爽やかさと落ち着きをもたらしてくれます。 口に含むと、ほどよく厚みのある旨味が感じられ、しっかりとした味わいの中にまろやかさも漂います。 後味にはすっとした甘みが広がり、普段のお茶時間に寄り添ってくれる一杯です。

【大高勇気バイヤー視点の解説】 茶摘みの時期がやや遅いため茶葉がしっかりと育ち、味わいに力強さと厚みが感じられる一杯です。新芽中心の軽やかさとは異なり、旨味とコクが明確に現れるこのお茶は、飲みごたえがありながらも価格は抑えられており、非常にコストパフォーマンスに優れた逸品です。湯を注いだ瞬間、グッと立ち上る濃厚なお茶の香りは、その味の濃さを予感させ、口に含むと力強い旨味が舌にしっかりと残ります。香り・味・後味ともに厚みがあり、飲んだときの満足感が高いことからこのお茶を選びました。普段づかいでもしっかりと美味しいお茶を飲みたい方や、旨味を重視される方におすすめの一杯です。お茶の“しっかりとした美味しさ”を実感していただけると思います。

恩施玉露頭采生産日:2025年3月14日
恩施玉露濃香生産日:2025年4月3日
賞味期限:18ヶ月


霧深き山々に育まれた銘茶の郷・恩施(おんし)

恩施玉露は、中国湖北省西部、恩施土家族苗族自治州に位置する恩施市で生産される高級緑茶です。恩施は自然環境に恵まれ、標高が高く、雲と霧に包まれる日が多いため、茶葉の栽培に理想的な条件が揃っています。恩施玉露は、日本の玉露と同様に被覆栽培を行うという点でも中国緑茶の中では非常に珍しく、香り高く旨味豊かな味わいで知られています。

この地域の気候は温暖湿潤で、豊かな山水と肥沃な土壌が茶葉の風味をより一層引き立てます。早春に収穫される茶葉は、細く美しく撚られた形状をしており、伝統的な蒸し製法を用いて仕上げられます。中国では蒸し製法の緑茶は極めて希少であり、恩施玉露はその代表格として知られています。

恩施玉露の茶湯は、澄んだ淡い黄緑色を呈し、ふくよかでまろやかな甘み、そして清涼感のある香りが特徴です。一口飲むと、柔らかな口当たりとともに爽やかな旨味が広がり、あと口には軽やかな余韻が残ります。刺激が少なく、身体にやさしい緑茶として、日々の癒しの一杯に最適です。

恩施の霧と水が育んだ、繊細で奥深い味わいの恩施玉露。
自然と技が調和する一杯を、ぜひご堪能ください。

香りや味わい共に2024年の茶葉とほぼ同じ品質に仕上がっておりますので、下記の解説ビデオをご覧ください。