紅茶・25年陽羨紅茶

紅茶・25年陽羨紅茶

販売価格: 2,850~34,200(税込)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

規格 種類 在庫
老樹 12g/袋
50g/袋
100g/袋
老樹玫瑰香 12g/袋
50g/袋
100g/袋
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種類:

販売価格: 2,850~34,200(税込)

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商品詳細

【ご案内】2025年より茶葉紹介方法を動画解説から文章解説にリニューアルいたします。
これまで動画でのご紹介を中心に行ってまいりましたが、「毎回動画を見るのが少し手間に感じる・見たい部分を探すのに時間がかかる」というお声もあり、このたび新しい形に変更することとなりました。
・茶葉の特徴をまとめた説明文
・大高勇気バイヤー視点の解説
・産地や環境についての紹介文  3つの視点から、わかりやすくお茶をご紹介します。

お茶の特徴がより掴みやすい説明文に加え、バイヤー・大高勇気の視点から「なぜこのお茶を選んだのか」「どこに魅力を感じたのか」を丁寧にお伝えしていきます。さらに、産地や栽培環境などの背景もあわせてご紹介することで、お茶を飲みながらその土地の風景や作り手の想いまでも感じていただけるような情報をお届けしたいと考えています。 至らない点やご不明な点がございましたら、ぜひご意見・ご感想をお寄せいただけましたら幸いです。これからも中国茶のある豊かな時間を、どうぞお楽しみください。

【陽羨紅茶・老樹(2025年春)】は、樹齢60年以上の古樹から早春に摘み取った芽葉を丁寧に仕上げた希少な紅茶です。 今年の老樹は、蜜のような甘い香りに華やかな花香が重なり、格調高いアロマが際立っています。 お湯を注ぐと、やわらかな甘香とともにほのかな花の香りがふわりと立ちのぼり、心をそっとほどいてくれます。 口に含むと、さらりとした優しい飲み口の後に、老樹由来のまろやかな旨味と上品な甘みがじんわりと広がります。 余韻には長く続く甘さと落ち着いた深みが残り、陽羨の老樹が育んだ気品と満足感を静かに伝える一杯です。

【大高勇気バイヤー視点の解説】 樹齢60年以上の古樹から早春に摘まれた芽葉のみを用いて丁寧に仕上げた、香味バランスに優れた紅茶です。このロットは毎年現地でテイスティングを重ねて選んでいますが、特に今年は、蜜を思わせる柔らかな甘香に、花のように華やかな香り、そしてほのかに果実を思わせる香気が重なり、非常に完成度の高い仕上がりです。お湯を注げば、優しい香りが湯面からふわりと立ち上がり、口に含むとさらりとした飲み口の奥から、老樹由来の丸みある旨味と上品な甘みがじんわりと広がります。余韻には穏やかな深みと甘さが長く残り、飲み終えた後も静かな満足感が続きます。花香に果実香をほんのりまとった老樹紅茶は、市場においても決して多くはなく、品質と価格のバランスに優れるこのロットを、今年も迷いなく選びました。

【陽羨紅茶・老樹玫瑰香(2025年春)】は、樹齢80年以上の古樹から早春一番に摘まれた芽葉を包み上げた、希少な初摘み紅茶です。 今年の老樹玫瑰香は、蜜のような甘い香りにバラを思わせる優雅な花香が重なり、8年ぶりに出合うほどの高い香質を備えています。 お湯を注ぐと、濃厚な蜂蜜香と気品あるローズの香りがふわりと広がり、心をやさしく解きほぐします。 口に含むと、さらりとした飲み口の後にまろやかな甘みとミルキーなコクがじんわりと広がり、上質な旨味が舌にやさしく寄り添います。 余韻には甘い香気と深いコクが長く残り、老樹が育んだ気品と初摘みの鮮やかな生命力を静かに物語る一杯です。

【大高勇気バイヤー視点の解説】 ようやく出会えた、奇跡の一杯というのが私の心境です。樹齢80年以上の古樹から、早春一番に芽吹いた新芽だけを丁寧に手摘みし、仕上げられた初摘み紅茶。その中でも、蜜のような甘さとバラを思わせる優雅な香りがこれほど高いレベルで共存するロットには、8年ぶりに出会いました。何十種類もテイスティングを重ねる中で、香り・味わい・茶葉の質感すべてにおいて心から納得できたのがこのロットです。お湯を注ぐと、気品ある蜂蜜香とローズの華やかさがふわりと立ち上がり、心がそっとほどけていくような感覚に包まれます。口に含めば、さらりとした飲み口からほんのりミルキーな甘みと深い旨味が広がり、老樹の力強さと優しさを静かに感じさせます。希少だからこそ、皆さまにぜひ味わっていただきたいと思い選びました。

陽羨紅茶老樹玫瑰香生産日:2025年3月28日
陽羨紅茶老樹生産日:2025年4月6日
賞味期限:36ヶ月


紫砂の郷に咲く紅茶の名品・陽羨(ようせん)

宜興は、中国江蘇省南部、太湖のほとりに位置する歴史ある町であり、伝統的な紫砂茶器の産地として知られる一方、上質な紅茶「陽羨紅茶(ようせんこうちゃ)」の故郷としても注目されています。かつては皇室にも献上された名茶としてその名を馳せ、今なお伝統と革新の中で磨かれ続けています。

宜興の丘陵地帯は、温暖湿潤な気候と適度な標高、そして豊かな自然林に囲まれており、茶樹の栽培に理想的な環境が整っています。春と秋の収穫期には、地元の茶農家によって新芽が丁寧に摘まれ、萎凋・揉捻・発酵・乾燥といった紅茶特有の工程を経て、香り高い茶葉へと仕上げられます。

陽羨紅茶は、紅褐色に輝く茶湯と、熟した果実や蜜のような甘い香りが特徴です。口に含むと、まろやかでやさしい渋みとともに、豊かなコクと芳醇な余韻が広がります。ストレートはもちろん、ミルクティーにも相性が良く、飲む人の気分やシーンに寄り添う柔軟さも魅力のひとつです。

宜興が育んだ、伝統と風土が織りなす陽羨紅茶。
心をほどくような豊かな香りを、ぜひお楽しみください。

陽羨紅茶原産地・陽羨茶畑の生態環境をご覧ください!

老樹の香りや味わい共に2024年の茶葉に近いですので、下記の解説ビデオをご参考に頂ければ幸いです。