紅茶・25年桐木紅茶金牡丹

紅茶・25年桐木紅茶金牡丹

販売価格: 3,990~26,790(税込)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

種類 規格 在庫
頭春 12g/袋
50g/袋
100g/袋
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販売価格: 3,990~26,790(税込)

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商品詳細

【ご案内】2025年より茶葉紹介方法が文章解説に進化しました。
・茶葉の特徴をまとめた説明文
・大高勇気バイヤー視点の解説
・産地や環境についての紹介文  3つの視点から、わかりやすく解説します。


【桐木紅茶 頭春金牡丹(2025年春)】は、桐木らしい凛とした気配の中に、花の香りと熟した果実香が重なり合う、奥行きのある香質を備えた紅茶です。 今年の金牡丹は、さっぱりとした清潔感の奥に“もったり”とした深みが共存し、後半にはミルキーでチーズケーキを思わせるニュアンスがそっと現れます。 お湯を注ぐと、華やかな花蜜香とフルーティーな香りがふわりと立ち上がり、香りが茶液の中に溶け込む〈水中有香〉の表情が美しく続きます。 口に含むと、すぐにとろけるような滑らかさと上品でやさしい味わいが広がり、温かな香りとともに上質な甘みが舌をやさしく包みます。 余韻はたいへん長く、ほのかな塩味が清涼感を添えながら甘い後味を引き立て、飲後の心地よさが静かに続きます。 香り・味・後味のいずれも高水準で、当店でも人気の高い茶葉です。

【大高勇気バイヤー視点の解説】 武夷山・桐木の頭春芽を用い、凛とした気配の中に花香と完熟果のニュアンスが重なる、香質に奥行きのあるロットです。湯を差すと、花蜜を思わせる甘い香りに果実由来のまろやかさが重なり、香りが茶液に溶け込む〈水中有香〉の表情が端正に続きます。口当たりは絹のように滑らかで、上品な甘みが静かに広がり、後半にはミルキーでチーズケーキを思わせるやわらかなコクがそっと顔をのぞかせます。余韻はきわめて長く、ほのかな塩味が清涼感を添えて甘い後味を引き立てます。バイヤー視点では、香り・味わい・後味の三拍子が高水準で整い、抽出の安定性にも優れる点を高く評価し、選んだ出来栄えの素晴らしい茶葉です。品種の個性が美しく花開く、去年は完売してしまうほど人気の茶葉です。

桐木紅茶金牡丹頭春生産日:2024年4月18日
賞味期限:10年

武夷の源流に香る紅茶の里・桐木関(トンムゥグゥァン)

桐木関は、中国福建省南平市武夷山国家級自然保護区の奥地に位置し、世界初の紅茶誕生地として名高い茶郷です。ここで生まれた「正山小種(ラプサンスーチョン)」は本来松木で薫香を施したことで知られますが、近年はスモークを行わない桐木紅茶(無煙小種)が注目を集めています。煙を纏わせないことで、茶葉本来が持つ蜜香と果花香がいっそう際立ちます。

標高1,100〜1,200メートルの桐木関は、深い松林と花崗岩の岩肌に抱かれ、昼夜の寒暖差が大きく、年間を通じて霧が立ちこめる湿潤な気候に恵まれています。早春、芽吹いた新芽と若葉が一芯二葉で丁寧に手摘みされ、萎凋・揉捻の後、松木の煙を用いずに静かに発酵・乾燥。伝統の遠赤外線焙火によって、ほのかな蜜香とトロピカルフルーツを思わせる甘い香りが封じ込められます。

桐木紅茶(無煙)の茶湯は、透明感のある金紅色。口に含むと、蜂蜜や熟した果実の柔らかな甘みが舌を包み、後からバラの花を思わせる華やかな香りがふわりと広がります。渋味は極めて穏やかで、余韻には心地よい蜜の甘さが長く残り、何煎でも滑らかな喉ごしを楽しめます。

桐木関が育んだ、煙を纏わぬ純粋な紅茶の香味──
大自然と伝統が奏でる繊細な甘香を、ぜひじっくりとご堪能ください。

桐木紅茶原産地・桐木関の生態環境をご覧ください!