19年攸楽茶山巴高・小茶餅

19年攸楽茶山巴高・小茶餅

販売価格: 3,420~31,350(税込)

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商品詳細

【ご案内】2025年より茶葉紹介方法を動画解説から文章解説にリニューアルいたします。
これまで動画でのご紹介を中心に行ってまいりましたが、「毎回動画を見るのが少し手間に感じる・見たい部分を探すのに時間がかかる」というお声もあり、このたび新しい形に変更することとなりました。
・茶葉の特徴をまとめた説明文
・大高勇気バイヤー視点の解説
・産地や環境についての紹介文  3つの視点から、わかりやすくお茶をご紹介します。

お茶の特徴がより掴みやすい説明文に加え、バイヤー・大高勇気の視点から「なぜこのお茶を選んだのか」「どこに魅力を感じたのか」を丁寧にお伝えしていきます。さらに、産地や栽培環境などの背景もあわせてご紹介することで、お茶を飲みながらその土地の風景や作り手の想いまでも感じていただけるような情報をお届けしたいと考えています。 至らない点やご不明な点がございましたら、ぜひご意見・ご感想をお寄せいただけましたら幸いです。これからも中国茶のある豊かな時間を、どうぞお楽しみください。

【生プーアル茶・攸楽茶山巴高】は、攸楽山・巴高寨で摘まれた春茶を4年以上静かに熟成させた、スタンダードながら洗練された味わいの生プーアル茶です。 エイジングを重ねたことで、すっきりと甘みを帯びた花香と、まろやかで強すぎないコクが穏やかに調和しています。 お湯を注ぐと、清らかな花の香りがふわりと立ちのぼり、爽やかな甘い香気が心をやさしく包み込みます。 口に含むと、柔らかな飲み口のあとに軽やかな甘みが広がり、すっきりとした後味が長く続いて心地よい余韻を残します。 香り・味・後味の三拍子が整い、飲みやすさと満足感を兼ね備えた一杯です。

【大高勇気バイヤー視点の解説】 攸楽茶山の巴高は、そのやさしい香りと穏やかな味わいで、攸楽らしさを体現する産地のひとつです。この2019年の茶葉は、5年の熟成によって花香に深みが加わり、まろやかで上品な一杯へと育ちました。お湯を注ぐと、まるで香水のような華やかさが立ち上り、口に含むと角の取れたやさしい甘みとともに、ふんわりと広がる香りに包まれます。新茶時代にはやや力強く輪郭のある印象でしたが、年月を経て、丸みと深みを兼ね備えた柔らかな表情へと変化しました。二煎目では、ほんのりと果実のような香りと甘みに移ろい、飲むごとに表情を変える楽しさも魅力のひとつ。生プーアル茶に不慣れな方にも、その華やかさとやさしさで驚きと感動を届けてくれる、まさに「初めての逸品」としてふさわしいお茶です。

攸楽茶山巴高・茶葉生産年:2019年春
賞味期限:50年


高地の静寂に育まれた茶の郷・巴高(ばこう)

巴高は、中国雲南省南西部、プーアル市内の攸楽(ゆうらく)茶山に位置する小さな集落です。攸楽山は古くから質の高いプーアル茶を生み出す山として知られ、その中でも標高の高い巴高は、澄んだ空気と自然の静けさに包まれた特別な茶の産地として注目されています。

巴高は標高2,000メートル前後の高地にあり、寒暖差が大きく、原生林が多く残る環境の中で古茶樹が自然に育てられています。化学肥料や農薬を使わない自然栽培が守られ、春には地元の茶農家が一芽一葉の若葉を丁寧に手摘みし、伝統的な手法で生プーアル茶へと仕上げていきます。

巴高の生プーアル茶は、透き通った黄金色の茶湯とともに、清々しい森林の香りと蜜のようなやわらかな甘みが特徴です。口に含むと、静かに広がる旨みと優しい渋みが調和し、凛とした余韻が心に残ります。標高の高さゆえの透明感と、素朴ながら奥深い味わいは、まさに巴高ならではの魅力です。

巴高が育んだ、自然と静寂が調和する生プーアル茶。
高地の恵みを感じる一杯を、ぜひご堪能ください。

生プーアル茶原産地・攸楽山の生態環境をご覧ください!