青茶・25年武夷岩茶肉桂

青茶・25年武夷岩茶肉桂

販売価格: 4,280~41,610(税込)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

  12g/袋 50g/袋 100g/袋
肉桂【茶韻】
流香澗肉桂【茶王】
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販売価格: 4,280~41,610(税込)

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商品詳細

【武夷岩茶 肉桂(2025年)】は、しっとりとした深みと重みのある香りが立ちのぼり、温度が下がるにつれてやさしい甘みが顔をのぞかせる一杯です。 お湯を注ぐと、香ばしさを帯びた濃密なアロマが広がり、落ち着きのある気配がゆっくりと満ちていきます。 口に含むと、厚みのあるコクと旨味が力強く広がり、まったりとした深い味わいの中に、ほのかなビター感と香ばしい風味が溶け合います。 飲み進めるほどに骨格のある味わいが際立ち、余韻ではじわっとやさしい甘みが舌の上を包み込みます。 力強さと甘い後味のバランスが心地よい、肉桂らしい存在感を静かに物語る上質な岩茶です。

【大高勇気バイヤー視点の解説】 落ち着いた焙火の円みと鉱物感を土台に、力強さと甘さの二面性を端正にまとめた一本です。湯気に重なるスパイス香は厚みがあり、温度が下がるほど上品な甘香が静かに浮き上がります。 カカオ殻、焼き栗、シナモンを思わせる重層的なアロマ。濃密ながら雑味がなく、香ばしさと甘さがきれいに同居します。 茶杯に含むと厚いボディがぐっと広がり、旨味とほどよいビターが層をつくります。テクスチャーは滑らかで、舌の中心に確かな“芯”が通ります。 焙香の余熱に黒糖のような甘みが溶け、清らかなミネラル感を伴って長く続きます。 肉桂は香り・味・後味の“強さ”が持ち味。本ロットはその標準形を高い完成度で体現しており、段階的に立ち上がる甘みと明確な骨格を評価して選びました。

【武夷岩茶 流香澗 肉桂(2025年)】は、武夷山の名渓「流香澗」の最良区画で育った原葉を用いた、格の高い肉桂です。 焙煎香とフルーティーな香りが透明感をもって溶け合い、立ち上がりから上質感のあるアロマがふわりと広がります。 口に含むと、やさしい入口ののちにとろりとした旨味が現れ、茶葉由来の甘みがじわりと口中を追いかけます。 鼻へ抜ける香りには果実のニュアンスが漂い、コクの深さと“とろみ”のある質感が重なって、なんとも贅沢な飲み心地。 余韻には清らかな甘香と落ち着いた厚みが長く残り、肉桂の個性と上質な岩茶の気品が美しく重なり合う、等級の非常に高い一杯です。

【大高勇気バイヤー視点の解説】 流香澗の最良区画で育った原葉を端正な焙火でまとめ上げた、格調と気品を兼ね備える一本です。香りは清らかな果実調とスパイスの厚みが澄んだ輪郭で重なり、立ち上がりから上質感が漂います。 熟した核果、シナモン樹皮、微かな樟系のニュアンス。重層的でありながら透明。 茶杯に含むと入口はおだやか、直後に“とろり”とした旨味が芯を作り、鉱物感と甘味が滑らかに融合します。 喉奥にかけて清冽な甘香がほどけ、長い後引きとともに“岩韻”が端正に続きます。飲み終えたのち、口腔と鼻腔に残るミネラルの響きをぜひ確かめてください――最高級の証といえる佇まいです。 肉桂の骨格・甘み・岩韻の三要素が高い水準で整い、特に岩韻の描写がきわめて鮮明。焙火の線も美しく、熟成の伸びしろも十分と判断し、今年はこのロットを選びました。

流香澗肉桂生産日:2025年5月2日
肉桂生産日:2024年5月8日
賞味期限:50年


岩韻が息づく茶の聖地──武夷山(ウーイーシャン)

武夷山は、中国福建省の北西部に位置し、世界文化と自然の両方の遺産に登録された名山です。断崖絶壁と渓流が織りなす独特の景観は「九曲渓」に象徴され、古来より名茶・武夷岩茶のふるさととして知られてきました。

標高200〜600メートルの山々は、昼夜の寒暖差が大きく、岩肌に根を張る茶樹は鉱物を豊富に含む岩土に育まれます。この特別な環境が、岩茶特有の「岩韻(がんいん)」と呼ばれる奥行きある香味をもたらします。春には一芯二葉を丁寧に摘み取り、伝統的な半発酵と炭焙煎の技法によって、しっかりとした骨格と芳醇な香りを備えた茶に仕上げられます。

武夷岩茶は、焙煎香と花果香が重なり合う複雑な香りと、厚みのある味わいが特徴です。口に含むと柔らかな甘みと深い余韻が広がり、飲み進めるごとに重層的な風味が現れます。まさに「岩韻」と呼ばれる唯一無二の魅力がここにあります。

武夷山が育んだ、気高き岩韻の一杯。
大地と岩が織りなす至高の味わいを、ぜひご堪能ください。

岩香が流れる名渓の茶郷──流香澗(リョゥシャンジィェン)

流香澗は、中国福建省・武夷山の核心景勝地に連なる名渓のひとつ。切り立つ岩壁と渓流がつくる狭い谷筋に小区画の茶畑が点在し、岩肌に根を張る茶樹が独自のミネラル感と厚みを宿します。産地表示は“ここで育った茶樹”が前提で、渓谷の地勢がそのまま香味の骨格を形づくる、武夷岩茶屈指の小微産区(マイクロテロワール)です。

岩層は丹霞地形の砂岩・礫岩が主体。排水性に優れ、昼夜の寒暖差と九曲渓から立ち上る霧が芽をやわらかく育てます。春の短い採取の窓に一芯二葉を手摘みし、伝統の半発酵—炭焙(炭火焙煎)で丹念に仕上げ。小区画モザイクと人力搬出ゆえに収量は少なく、肉桂・水仙・大紅袍系統などの樹が、渓ごとの表情を端正に映します。

流香澗の岩茶は、立ち上がりに香檀・花果香、芯に“岩韻”と呼ばれるミネラルの張り。口当たりは厚く、舌上でとろみを感じさせつつ、後口は澄んで一直線に伸びます。焙煎香と蜜様の甘みが層をなし、杯を重ねるほどに清らかな余韻が長く続きます。

流香澗が育む、岩韻際立つ武夷岩茶。
渓谷の気配を宿す一杯を、ぜひご堪能ください。