黄茶・2025霍山黄芽

黄茶・2025霍山黄芽

販売価格: 2,280~20,400(税込)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

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霍山黄小茶 12g/袋
50g/袋
100g袋
霍山黄芽 12g/袋
50g/袋
100g袋
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販売価格: 2,280~20,400(税込)

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商品詳細

【ご案内】2025年より茶葉紹介方法を動画解説から文章解説にリニューアルいたします。
これまで動画でのご紹介を中心に行ってまいりましたが、「毎回動画を見るのが少し手間に感じる・見たい部分を探すのに時間がかかる」というお声もあり、このたび新しい形に変更することとなりました。
・茶葉の特徴をまとめた説明文
・大高勇気バイヤー視点の解説
・産地や環境についての紹介文  3つの視点から、わかりやすくお茶をご紹介します。

お茶の特徴がより掴みやすい説明文に加え、バイヤー・大高勇気の視点から「なぜこのお茶を選んだのか」「どこに魅力を感じたのか」を丁寧にお伝えしていきます。さらに、産地や栽培環境などの背景もあわせてご紹介することで、お茶を飲みながらその土地の風景や作り手の想いまでも感じていただけるような情報をお届けしたいと考えています。 至らない点やご不明な点がございましたら、ぜひご意見・ご感想をお寄せいただけましたら幸いです。これからも中国茶のある豊かな時間を、どうぞお楽しみください。

【黄茶 霍山黄小茶(2025年春)】は、安徽省・霍山县の大別山麓で2025年春に手摘みした小葉種を、伝統の「闷黄(黄化)」工程で丁寧に仕上げた希少黄茶です。 2025年ロットは、ふくよかな旨味と澄んだ飲み口が調和し、上品なまろやかさと奥行きを備えた味わいが際立っています。旨味が豊かに引き立つため、レストランのペアリングティーとしても高く評価されています。 お湯を注ぐと、ほのかに甘い豆香と新栗を思わせる香ばしさがふわりと立ちのぼり、爽やかな森林のアロマが広がります。 口に含むと、シルキーな口当たりの中で深い旨味とやさしい甘味がゆっくりと舌を包み込み、まろやかなコクが静かに重なります。 飲み終えた後には、すっきりとした清涼感とともに上質な回甘(戻り甘み)が長く残り、多彩な料理の味を引き立てる余韻をお楽しみいただける一杯です。

【大高勇気バイヤー視点の解説】
【黄茶 霍山黄小茶(2025年春)】は、安徽省・霍山の山間部で春先に丁寧に摘まれた小葉種を、伝統的な「悶黄(もんおう)」の技術によってじっくりと仕上げた希少な黄茶です。2025年ロットは、優しい口当たりの中にじんわりと広がる旨味が秀逸で、落ち着きのある奥深い味わいに仕上がっています。 お湯を注ぐと、焙煎香の中にほのかな甘みと青豆のような香りが重なり合い、山野の静けさを思わせる爽やかな香気が広がります。口に含むと、シルキーな質感の中に、ほのかな甘みと共にふくよかな旨味がじわっと広がり、優しいコクが後から静かに追いかけてきます。黄茶ならではの丸みと透明感がしっかりと表現されています。 バイヤーとして特に評価したのは、悶黄の工程によって生まれる自然な旨味の際立ち方です。焙煎が強すぎると消えてしまう繊細な旨味が、このロットでは非常にきれいに残っており、味の骨格がしっかりしている印象を受けました。上品でやわらかな味わいの中に、確かな旨味の輪郭がある——それがこのお茶の魅力です。ペアリングティーとしての完成度も高く、食中茶としてもおすすめです。

【黄茶 霍山黄芽(2025年春)】は、安徽省・霍山县の山麓で2025年春に手摘みした繊細な新芽を、伝統の「闷黄(黄化)」工程で丹念に仕上げた上質黄茶です。 2025年ロットは、純度の高い甘みと透明感あふれる旨味が幾重にも重なり、さらりとした飲み心地と気品あるコクが際立つ仕上がりとなっています。 お湯を注ぐと、ほのかに香ばしい穀物香がふわりと立ちのぼり、心をほどくような落ち着きのあるアロマが広がります。 口に含むと、シルキーなテクスチャーの中で澄んだ甘味とふわっとした旨味が静かに舌を覆い、層をなす味わいがゆっくりと広がります。 飲み終えた後には、上品な甘香と柔らかな清涼感がすっと残り、さらりと切れる後味の中にも甘みが静かに戻る、高級感あふれる余韻をお楽しみいただける一杯です。

【大高勇気バイヤー視点の解説】
【黄茶 霍山黄芽(2025年春)】は、安徽省・霍山の高地で春先に摘まれた柔らかな新芽を、伝統の「悶黄(黄化)」工程で仕上げた繊細な逸品です。黄茶の中でも特に上質とされる黄芽ならではの、清らかでしなやかな味わいが存分に感じられるロットに仕上がっています。 お湯を注いだ瞬間、ほんのりと香ばしさを帯びた穀物香が立ちのぼり、控えめながらも品のある香りが広がります。口に含むと、軽やかなテクスチャーの中にふわっと広がる旨味と、透明感のある甘みが舌をやさしく包み込みます。過度な主張がない分、細部の香味のバランスが際立ち、丁寧な製茶技術の高さが伝わってきます。 バイヤーとして注目したのは、悶黄工程を経たことで生まれる旨味の完成度です。焙煎が絶妙で、甘み・旨味・香りがすべて優しくも芯のある輪郭を持ち、凝縮感を伴って静かに広がります。華やかさよりも静けさと滋味深さが際立つこのお茶は、料理との相性も良く、特に繊細な和食と合わせることでその魅力が一層引き立ちます。茶葉の完成度と飲み心地のバランスを見て、今年の黄茶の中でも特におすすめできる茶葉を選びました。

霍山黄小茶金鶏山生産日:2025年4月29日
霍山黄芽金鶏山生産日:2025年4月13日
賞味期限:36ヶ月

霧が織り成す黄茶の郷・金鶏山(きんけいざん)

金鶏山は、中国安徽省六安市霍山県の大化坪鎮に位置する峻峯で、希少な黄茶「霍山黄芽(かくざんこうが)」の最高峰産地として知られています。大別山脈の支峰にあたるこの山は、古来より茶人たちの憧れを集め、清らかな水と深い霧が育む繊細な茶葉で名声を博してきました。

標高800〜1,200メートルの金鶏山は、昼夜の寒暖差が大きく、年間を通じて霧が立ちこめる湿潤な気候に恵まれています。花崗岩質の土壌が豊富なミネラルを与え、茶樹は自然のままに育成されています。春の早い時期、一芯一葉の芽葉が丁寧に手摘みされ、伝統の黄茶製法──炒青(殺青)と包揉、そして独特の「悶黄」工程──によって、淡い黄金色の産毛をまとった美しい茶葉に仕上げられます。

霍山黄芽の茶湯は、淡い黄緑色で透き通り、栗や花を思わせる柔らかな香りが立ちのぼります。口に含むと、まろやかな甘みと清らかな旨味が広がり、喉の奥にかけて心地よい余韻が静かに続きます。軽やかさの中に深みを感じさせるその味わいは、高山の霧と岩が染み込んだ金鶏山ならではの恵みです。

金鶏山が育んだ、霧と時が磨いた霍山黄芽。
柔らかな光をたたえた一杯で、心潤す静寂のひとときをお楽しみください。

霍山黄芽原産地・金鶏山の生態環境をご覧ください!

香りや味わい共に2024年の茶葉に近い品質に仕上がっておりますので、下記の解説ビデオもご参考にどうぞ!