26年大孟宋滑竹梁子喬木・小茶餅
26年大孟宋滑竹梁子喬木・小茶餅
販売価格: 2,280円~37,050円(税込)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
商品詳細

【大高勇気バイヤー視点の解説】 滑竹梁子らしい高地の個性が端正に表れた仕上がりです。口に含むと、まずにごりのない透明感と、すっと抜けていく上品な爽やかさが広がります。飲み口は軽やかで清らかですが、その奥には新茶ならではの若々しい力強さがしっかりと息づいています。香りは清涼感を軸に、繊細さのなかにやわらかな落ち着きも感じられ、全体を上質にまとめています。さらに、このお茶は育てる楽しみを持つ一杯でもあり、エイジングを重ねることで、数年後には角がとれ、よりまろやかで甘みを帯びた味わいへと変化していくことも期待できます。
大孟宋滑竹梁子・茶葉生産年:2026年3月25日
賞味期限:50年

澄んだ透明感と爽やかな伸びやかさがこのお茶の魅力です。飲み進めるほどに、やわらかな甘みと穏やかな落ち着きが重なり、木の清々しさの奥に土の余韻が静かに広がります。

滑竹梁子は、西双版納最高峰2,429m、最も高い峰ゆえに「屋脊(やせき)」と呼ばれ、ここに点在する極地の古樹茶園です。熱帯の雲霧が尾根を包む夜明け、氷のような冷気が芽を引き締め、日中には強い陽射しが葉を乾かす――大きな寒暖差と絶え間ない雲霧こそが、ここだけの濃厚な蜜香と透明感を生む原動力。
森にそびえる高杆古樹は10〜20m級が多く、枝先で一芯二葉を摘むにはロープや長梯子が欠かせません。こうした過酷な環境ゆえ、仕上がるお茶は「ごくわずか」。しかも家族ごとに釜火や揉捻圧が異なるため、ロットごとに香味が驚くほど個性的なのも滑竹梁子ならではの面白さです。
お湯を注ぐと、高山の野蘭花とアカシア蜜が溶け合ったやわらかな香りがふわり。口に含めば、とろりと厚い茶液が舌を包み、蜜のような甘み、岩清水のミネラル、そしてひんやりとした冷涼感が重層的に広がります。飲み下したあとには、花蜜のような甘さがゆっくりと戻り、胸の奥に高山の澄んだ空気が残るような余韻が続きます。
滑竹梁子が育んだ、生プーアル茶の“矛盾美”――
高嶺なのに丸く甘く、深いのに透明。
雲海の中で生まれた一杯を、どうぞ心ゆくまでご堪能ください。




