18年大孟宋蚌龍喬木・小茶餅
18年大孟宋蚌龍喬木・小茶餅
販売価格: 3,140円~51,870円(税込)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
商品詳細

【大高勇気バイヤー視点の解説】 7年以上の熟成によって若い茶葉の角がほどけ、香り・味わい・余韻に落ち着きが生まれたロットです。茶杯に湯を注ぐと、深い蜜を思わせる甘い香りに、少し熟した果実のようなニュアンスが重なり、穏やかで奥行きのある香気が広がります。口に含むと、厚みのある茶湯がゆっくりと舌を包み、エイジングによって育ったまろやかな甘みがじんわりと現れます。強く押し出すタイプではありませんが、飲み進めるほどに甘みの深さと持続性がはっきり感じられ、熟成生プーアル茶らしい静かな満足感があります。飲み終えた後には、きれいな甘みが長く残り、同時にすっきりとした清涼感も続きます。甘みの持続性、余韻の美しさ、全体のバランスが非常に高いレベルで整っていたため、エイジングした生プーアル茶の魅力をわかりやすく楽しめる一杯として、このロットを選びました。
大孟宋滑竹梁子・茶葉生産年:2018年4月15日
賞味期限:50年

深い蜜を思わせる甘い香りと、熟した果実のような落ち着いた香気が静かに広がる一杯です。口に含むと、厚みのある茶湯がゆっくりと舌を包み、熟成によって育ったまろやかな甘みがじんわりと重なります。水のような深い静けさを軸に、土の円熟したまろやかさがやさしく寄り添います。

滑竹梁子は、西双版納最高峰2,429m、最も高い峰ゆえに「屋脊(やせき)」と呼ばれ、ここに点在する極地の古樹茶園です。熱帯の雲霧が尾根を包む夜明け、氷のような冷気が芽を引き締め、日中には強い陽射しが葉を乾かす――大きな寒暖差と絶え間ない雲霧こそが、ここだけの濃厚な蜜香と透明感を生む原動力。
森にそびえる高杆古樹は10〜20m級が多く、枝先で一芯二葉を摘むにはロープや長梯子が欠かせません。こうした過酷な環境ゆえ、仕上がるお茶は「ごくわずか」。しかも家族ごとに釜火や揉捻圧が異なるため、ロットごとに香味が驚くほど個性的なのも滑竹梁子ならではの面白さです。
お湯を注ぐと、高山の野蘭花とアカシア蜜が溶け合ったやわらかな香りがふわり。口に含めば、とろりと厚い茶液が舌を包み、蜜のような甘み、岩清水のミネラル、そしてひんやりとした冷涼感が重層的に広がります。飲み下したあとには、花蜜のような甘さがゆっくりと戻り、胸の奥に高山の澄んだ空気が残るような余韻が続きます。
滑竹梁子が育んだ、生プーアル茶の“矛盾美”――
高嶺なのに丸く甘く、深いのに透明。
雲海の中で生まれた一杯を、どうぞ心ゆくまでご堪能ください。




